京都市の新型コロナのワクチン接種事業の委託料を過大請求した罪で男2人が追起訴されました。

男の1人は「上司から怒られたくなかった」などと話しているということです。

詐欺の罪で起訴されたのは、「日本トータルテレマーケティング(NTM)」の元社員東幹雄被告(47)と三浦俊介被告(42)です。

■実際に勤務していない従業員を含めた勤務表提出か

2人は京都市から委託されていた新型コロナワクチン接種のコールセンター業務で実際に勤務していない従業員を含めた勤務表を提出し、市に委託料およそ5億5500万円を振り込ませた罪に問われています。

警察によると、そのうちおよそ3000万円が水増し請求で、調べに対し2人は容疑を認めているということです。

■「上司から怒られたり、評価を下げられたりすることを避けたかった」

また、東被告は動機について「本社に報告する売上高について、予測との差を小さくしたかった。上司から怒られたり、評価を下げられたりすることを避けたかった」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。

2人は同じコールセンター業務をめぐり、京都市からおよそ2700万円をだましとった罪で既に起訴されています。

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