福島県郡山市の坪井病院。
「間質性肺炎のマーカーは、1800くらいあったのが、いま1200くらい。だいぶ下がってきましたね」
呼吸器や感染症の専門医・杉野院長が注意を呼びかけるのは、症状が似ている“新型コロナウイルス”と“熱中症”を併発するケースだ。

坪井病院の杉野圭史院長は「熱中症で救急車で運ばれて来たり、気分を悪くして外来受診される方はいらっしゃいますが、風邪なのかなと思わせるような症状が1つでも混じっていた場合には、私たちは念のために検査をする訳ですよ。そうすると、迅速の抗原検査で陽性になっちゃったっていう患者さんも中にはいらっしゃいます」という。

一日に確認される患者数は、7月平均で5人程度と、2ヵ月前と比べると2倍以上に増えた新型コロナウイルス。熱中症対策と合わせて、換気やマスクの着用など基本的な感染対策が改めて求められる“夏”になりそうだ。

杉野院長は「水をちゃんと飲む事、エアコンをちゃんと点ける事、そういった事は小まめにやった方が良い。今は本当にコロナ流行っているから、ちゃんと換気は時々しようねっていう風に心掛ける事。これ1つでも全然違うかなって風には思います」とアドバイスした。

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