大型の台風3号は、非常に強い勢力となり、沖縄県の先島(さきしま)諸島に接近している。
この記事の画像(10枚)暴風警報が発表されてから、17時間あまりが経過した石垣市。
明け方から、台風の暴風が東から西に向かって絶えず吹き付けており、雨は断続的に降り時折激しさを増している。
石垣市では24日、午前10時6分に最大瞬間風速32.9mを観測した。(午前9時53分時点)
石垣島と竹富町、与那国島でおよそ1300戸が停電している。(午前11時時点)
警察や消防によると、これまでにけが人の情報は入っていない。
交通にも影響が出ていて、石垣空港に24日発着する全ての便と、石垣島と周辺の離島を結ぶフェリー全便が欠航となっている。
24日に予想される最大瞬間風速は、八重山地方で65メートル宮古島地方で35メートル。
また、24時間の降水量は八重山地方で250ミリ、宮古島地方で180ミリと予想されている。
気象台は暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水などに、厳重に警戒するよう呼びかけている。
一方、24日も広い範囲で猛烈な暑さが予想され、静岡市では38度と危険な暑さになる見込みだ。
朝から強い日差しが照りつけ、各地で猛烈な暑さとなり、東京都心では36度と、すでに猛暑日となっている。
静岡市では38度と、危険な暑さが予想されているほか、茨城県水戸市やさいたま市などで36度、大阪市で34度と、猛烈な暑さとなる見込みだ。
引き続き、熱中症に警戒が必要となっている。
一方、午前6時半ごろ、北海道・鷹栖町では、激しい雨で道路が冠水した。
気象庁によると、低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になっている。
北海道の留萌市では、1時間に52.5ミリと、7月として観測史上1位の大雨が降り、その影響で、北海道深川市の雨竜川で、河川氾濫発生情報が発表された。
また、東海や北陸などでも、活発な雨雲が発生している。
24日夜にかけて、東京など関東で雷を伴った激しい雨が降る恐れがあり、警戒が必要だ。
(「Live News days」7月24日放送より)
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