先週、熱中症で救急搬送された人は、全国で9078人にのぼりました。

総務省消防庁が発表した速報値によりますと、先週15日から21日までの1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で9078人でした。

前の週(6194人)より約2900人増え、今シーズン2番目の多さとなっています。

このうち6人が死亡し、157人が重症です。

6月の熱中症搬送者は、週に多くても2500人ほどでしたが、7月に入ってから毎週6000人~9000人超と急激に増えています。

多くの学校が夏休みに入って外出の機会が増えるシーズンですが、気温や湿度が高い中で「手足がしびれる」、「めまいがする」、「立ちくらみがある」といった症状が出ると熱中症の可能性があり、早めの休憩や水分補給を行うよう、総務省消防庁は注意を呼びかけています。

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