暑さについて、樋口康弘気象予報士の解説です。
22日の最高気温を見ると、全国トップは山梨県の勝沼39.6度で、40度に迫る暑さ。
東京都心も2024年一番の気温で36.6度という状況です。
22日の猛暑日エリアは287地点で2024年最多の数となっています。
この先の予想気温を見ると、東京は27日まで35度以上が続きますし、名古屋・福岡に関しては今週1週間、連日の猛暑日ということで、まだまだ暑さが続きそうです。
これだけ暑いのはなぜか。
22日の正午、空の上から見た雲の画像を見ると、日本列島目立った雲がありません。
まだ梅雨明け宣言がない東北・北陸エリア、北海道も北から南まで目立った雲はないです。
さらに画像を広げてみると、南の海上に台風があります。
日本列島は高気圧に覆われていますが、近くに台風があると高気圧の勢力を強めてしまうということで、この台風が去るまでは猛烈な暑さが続いてしまうもようです。
また気象庁は、暑さに関する早期天候情報というのを出していまして、来週もまだまだ暑いよという状況です。
2024年は命の危険を感じる、そういった危険な暑さ、災害級の暑さが続きますので、熱中症対策をしっかり行っていただきたいと思います。
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