愛媛県松山市城山の土砂崩れで、愛媛大学の合同調査チームが20日、初めて崩れた斜面に実際に立ち入り、地質調査などを行いました。

現地調査を行ったのは愛媛大学の森伸一郎特定教授ら6人です。

調査は今回初めて崩れた斜面に立ち入り、土壌の地質調査などを行い、江戸時代ごろの盛り土も今回の土砂崩れでずり落ちていたことが新たに分かったということです。

愛媛大学 森伸一郎特定教授:
「いわゆる盛り土のうち、旧盛り土(江戸時代から昭和の前半)そのころに埋められた盛り土がずいぶん締まって固くなってはいるが、それらがズレ落ちていて、それが源頭部からかなり下の方まで広がっていた」

森教授は今後はポイントを絞って調査を進めていきたいとしています。

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