SNSを使った犯罪が増える中、被害防止を訴えてもらおうとFMラジオ放送局を運営する広島市の大学生たちが、広島県警のサイバー防犯ボランティアとして活動することになりました。
県警からサイバー防犯ボランティアの委嘱を受けたのは、広島経済大学でFMラジオ放送局「FMハムスター」を運営する1年生から3年生までの35人です。
県内では、闇バイトやSNS型投資詐欺といったインターネットを使った犯罪が増加傾向にあります。
その手口などをラジオ放送で広く知ってもらおうと、大学生の力を借りることになりました。
県警から委嘱状を受け取ったあと大学生は、さっそく生放送で社会問題化しているSNS型投資詐欺に注意を呼び掛けました。

FMハムスターの石田直太郎さんは、「ミュニティFM放送局である強みを生かして、防犯情報をしっかりメンバー全員で発信して、犯罪件数を減らしていけるように頑張っていきたい」と話していました。FMハムスターは、広島市安佐南区を中心に毎週月曜から金曜の午前9時から午後6時に放送しています。

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