7月20日午前4時20分過ぎ、富士山・御殿場ルートの新5合目付近を下山していた東京都新宿区の男性(73)が道に迷い、「記憶がないので助けてほしい」と近くにいた別の登山者に伝えました。

助けを求められた登山者は110番通報し、男性はその後、警察の山岳遭難救助隊によって救助されています。

ただ、大きなケガや命の危険はないとの判断から、救急搬送はしていません。

警察によると、男性は18日に富士吉田口から単独で入山し、その後、山頂まで登ったことや山小屋に宿泊したことなどは話していて、どの期間にどの程度の記憶を失っていたのかについてはわかっていないということです。

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