岩手県内の警察官が日ごろ鍛えた柔道や剣道の技を競う大会が7月18日に盛岡市で開かれました。

増子智絵美記者
「警察官による武術の大会会場です。熱気があふれる中、出場者が果敢に相手に立ち向かっています」

この大会は県民の安全・安心を守る警察官の育成へ県警が毎年開いていて、2024年は県内の警察署や警察学校などから約300人が出場しました。

競技は柔道と剣道でそれぞれ団体戦と男女の個人戦が行われました。

このうち柔道では投げ技や寝技を使い、ひるまず挑む姿に仲間から盛んな声援が送られていました。

出場した警察官
「試合には負けてしまったが、それ以上にメンタルの部分などで訓練を通して鍛えられたので、ここだけで終わらず一線の現場でも生かしていきたい」

一方、剣道では気合の入った掛け声を発しながら果敢に一本を狙い竹刀を振るっていました。

出場した警察官
「犯人と対峙したときにそれに負けない強い気迫で相手を圧倒することが剣道で学んだことで生かされると思う」

県警人財育成課 古屋敷孝悦次長
「(警察官は)悪と対決するという仕事をしているので、負けない・ひるまないところをしっかり植え付けてもらいたい」

県警では今後もこの大会を継続し武術の指導者育成にも役立てたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。