妻を殺害した罪に問われた、講談社の元編集次長のやり直し裁判で、懲役11年の判決です。
朴鐘顕被告（48）は2016年、東京都内の自宅で妻（当時38）を殺害した罪に問われ、「妻は自殺した」と無罪を訴えています。
一審と二審は、「朴被告が殺害した」と認定し、懲役11年を言い渡しましたが、最高裁が「審理が尽くされていない」と指摘し、高裁に審理を差し戻していました。
18日のやり直し裁判で東京高裁は、懲役11年とした一審の判決を支持し、朴被告の控訴を棄却しました。
判決が言い渡された瞬間、朴被告は「この国には裁判はないことになってしまう」と大声を上げました。
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