東北電力は今年9月ごろの再稼働を予定していた女川原子力発電所2号機について、作業の遅れが発生したことから、2カ月先延ばしし11月ごろを想定していると発表しました。

東北電力は女川原発2号機について、今年5月に安全対策工事を終え、9月ごろの再稼働を目指し準備を進めていました。

この中で、6月行う予定だった2つの訓練の実施が遅れたことで、使用済み燃料プールで保管中の燃料集合体を原子炉圧力容器に入れる燃料装荷といわれる作業にも遅れが発生したということです。

これに伴い、東北電力は予定していた再稼働の時期について、「9月ごろ」から2カ月先延ばしした「11月ごろ」を想定していると発表しました。また営業運転についても、10月から12月ごろに先延ばしされる予定です。

東北電力では、7月18日午後2時から本店で会見を開き、詳しい経緯や今後のスケジュールについて説明するとしています。

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