■高さ3.75m、幅7m 石垣崩れる

国の特別史跡に指定されている滋賀県の彦根城の石垣が、一部崩れているのが見つかりました。
大雨の影響とみられます。

崩れたのは彦根城西側の内堀にある「米蔵水門石垣」で、高さ3.75メートル、幅7メートルにわたって崩れています。

彦根市によると17日午前、通勤中の市の職員が石垣が崩れているのを見つけました。

元々立ち入りが規制されていたこともあり、ケガ人はいないということです。

■4日前から断続的な雨 

彦根市では14日から断続的に雨が降っていて、その影響で16日夜から17日朝にかけて石垣は崩れたとみられます。

彦根城の石垣などを含む城跡は国の特別史跡に指定されていて、今回崩れた石垣は2001年に保存修復が行われた場所だということです。

彦根市は今後、滋賀県や文化庁と相談し、修復作業にあたるとしています。

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