宮城県登米市に住む会社員の男性が嘘の投資話で800万円をだましとられていたことが分かりました。警察はSNS型投資詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは、登米市に住む会社員の30代男性です。
警察によりますと、2024年4月、男性のSNSに女性を名乗る人物から「友達になりたい」という内容のメッセージが送られてきました。やり取りを続けるうちに、女性を名乗る人物から暗号資産の取引の話をされるようになり「今度の取引の黄金期はもうすぐです!」「資金を追加すれば毎日5~7万円の利益になる」と嘘の投資話を持ち掛けられました。
話を信用した男性は、現金を暗号資産に換金し、5月13日から7月1日ごろまでの間、8回にわたり合計800万円分の暗号資産を指定された取引サイトの口座に送金しました。女性を名乗る人物から「利益が出ている」と聞いていた男性は資産を引き出そうとしましたが、手数料を請求されたことから詐欺被害に気付いたということです。
警察は17日付で被害届を受理し、SNS型投資詐欺事件として捜査を進めています。

警察によりますと、今年に入ってからの半年間でSNS型投資詐欺の被害は県内で64件発生していて、被害金額は5億8908万円にのぼっているということです。
警察は「電話やSNSでお金の話が出たら詐欺だと疑い、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

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