愛知県の高浜市役所で7月16日、男が可燃性の液体に火をつけ職員3人がケガをした事件で、男は市民税の滞納を巡り市とトラブルになっていたことがわかりました。
16日、高浜市役所で起きた事件では、住所・職業不詳の62歳の男が刃物を持って灯油とみられる液体に火をつけ、職員3人がケガをしました。
男は建造物侵入の現行犯で逮捕されましたが、病院でヤケドの治療を受けるため釈放されています。
その後の高浜市への取材で、男は2年ほど前から市民税を滞納していて、今年3月には預金を差し押さえられていたことが新たにわかりました。
その後、男は市と毎月10万円を納付する約束をしましたが、先月になって「5万円に減額して欲しい」と申し出るなどしてトラブルになっていたということです。
また捜査関係者などによりますと、男は「これから行く」などと電話をかけて市役所を訪れ、現場からは灯油とみられる液体を入れたペットボトル4本が見つかっています。
警察は、市民税滞納を巡りトラブルとなり計画的に犯行に及んだとみて、男の回復を待って事情を聴く方針です。
高浜市役所は17日朝から、通常通り窓口業務を行っています。
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