アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件を受け、警察庁は全国の警察に「要人警護の強化」を指示しました。遅くとも2025年秋までには衆院選も行われ、県警も訓練などを行い強化を図ることにしています。

日本時間14日、アメリカのトランプ前大統領が演説していた屋外の会場で銃撃され、右耳をけがしました。会場にいた聴衆1人が死亡、2人がけがをしました。容疑者は会場の隣の建物から撃ったとみられ、警備体制の不備も指摘されています。

警察庁はこの事件を受け、全国の警察に対し「要人警護の強化」を指示しました。日本でも2022年、安倍元首相が街頭演説中に銃撃されて死亡する事件も発生。2023年は、岸田首相の演説中に爆発物が投げ込まれる事件も起きています。

県内でも2022年、安倍元首相が銃撃された後、参院選の候補に「殺害予告」が届き県警が警備を強化しました。

また、2023年夏には、静養のため軽井沢を訪れた上皇ご夫妻の警備も強化。金属探知機を使った所持品検査などを行っていました。

県警は今回の警察庁からの指示を受け、改めて街頭演説会場周辺の警戒、防弾機材の活用などを徹底すること、また、訓練も重ねて要人警護を強化するとしています。

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