73歳のベテラン町議が本会議中にスマホでゲームしていたことを、見学していた小学生に指摘された問題。
16日、宮城・大河原町で全員協議会が開かれ厳しい声があがりました。
山崎剛町議:
あまりにも甘えがあるんじゃないか。恥ずべきことなんです。恥なんですよこれは
問題の議会が開かれたのは6月10日。
小学6年生の児童が授業の一環で議会を見学中、議席でスマホゲームをしている町議を目撃。
その後、学校に提出した感想文で複数の児童が「ゲームをしていた議員がいた」などと指摘しました。
スマホゲームをしていたとされるのが佐藤貴久町議(73)。
FNNの取材に「本会議中にゲームしたって記憶は、本当にないんです。しかし複数の子供たちが見たと言ってますから、私はその事実を認めています」と話しています。
佐藤町議は、本会議中にスマホの計算機を使用したあと、無意識にゲームアプリを起動したものの、プレーはせず「画面を眺めていた」と主張。
「これを僕がぼーっと見ていたと思います。ゲームすると手の動きが指先なので、隣の議員が気づいて僕に注意すると思いますよ」と話しました。
本会議中にしてはいけないことをしたと反省を述べる一方、ゲームをしていたかどうかについて明確には認めませんでした。
そして16日、大河原町議会ではこの問題を受けた全員協議会が開かれ、「小学生に残念な思いをさせたこと、深く反省しております。申し訳ございませんでした」と佐藤町議が謝罪しました。
他の町議からは厳しい意見があがりました。
山崎剛町議:
言ってることがチグハグというのか、記憶にないと言って認めている。これちょっとおかしいんですよ。
一部議員から、佐藤町議の辞職勧告決議案が提出され、早ければ8月24日にも採決を行うということです。
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