病気の子供と家族のための滞在施設に15日、サッカー元日本代表も務めた現役Jリーガーらが訪れ、子供たちと交流しました。

福岡市東区の「ふくおかハウス」を訪れたのは、サッカー元日本代表でJリーグ清水エスパルスの権田修一選手と、アビスパ福岡の重見柾斗(しげみ・まさと)選手、菅沼一晃選手、田代雅也選手、村上昌謙(むらかみ・まさあき)選手の4人です。

ふくおかハウスは、入院中の子供を支える家族の負担を軽減しようと、2015年に日本マクドナルドが支援する財団によって建てられました。

全国に12カ所あり、家族は1人1泊1000円で宿泊することができます。

◆清水エスパルス 権田修一 選手
「チームメイトがこのハウスを利用したことでこのハウスのことを知り、今まで盲点というか、入院する子供を訪問することはあったけど、家族に対しては見えてなかったので、必要な支援だなと感じた」

チームメイトの子供の入院をきっかけに去年から支援活動を行っている権田選手が地元アビスパ福岡の選手にも声をかけて交流が実現しました。

Q.どうだった?
◆妹が入院中(鹿児島県から) 貴島渚ちゃん
「楽しかった」

Q.どういうところが楽しかった?
◆妹が入院中(鹿児島県から) 貴島渚ちゃん
「キックしようところ」

◆娘が入院中(鹿児島県から) 貴島美由紀さん
「病院に通うだけの生活ではなくていろんな方とお話ができてとてもいい時間だった」

◆これまで6回利用 荒木さん(福岡・久留米市から)
「子供たちがボールを蹴って遊べたのが印象的。うれしい、その一言」

権田選手は、「今後も全国のJリーグのチームと連携して支援を続けていきたい」としています。

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