台湾への支援の呼びかけに応える天理大の学生ら=奈良県天理市

台湾東部沖で3日に発生した地震を巡り、台湾衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)の災害救援財団の特別募金口座に16日午後4時時点で約9億8000万台湾元(約47億円)が寄せられている。海外からの寄付は日本が最多で約2090万台湾元(約1億円)だった。現地メディアが報じた。

海外の寄付金は総額の約3・5%に当たる約3500万台湾元(約1億7000万円)。日本に次いで香港が約570万台湾元(約2700万円)、米国が約550万台湾元(約2600万円)だった。

財団は、募金は災害救援や緊急医療、避難所支援に充て、当初の期限である5月3日まで募金活動を継続する予定だという。

平成23年に起きた東日本大震災の際、台湾は国・地域別で最大規模の義援金200億円超を日本に寄せ、今年1月の能登半島地震の義援金も約26億円に上っている。台湾東部沖地震を巡って日本各地で募金活動が行われている。

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