ロシアの排他的経済水域で3年ぶりに行われたサケ・マス引き網漁の試験操業に出た船が12日、北海道根室市の港に戻り、水揚げしました。

 12日根室市の花咲港に戻った漁船1隻の水揚げはシロザケ505キロ、カラフトマス7729キロ、ベニザケはありませんでした。ベニザケが取れなかったのは初めてということです。

 サケ・マス引き網漁は、ロシア200カイリ水域内で禁止された「流し網漁」の代替漁法として2016年から行われています。

 ロシアのウクライナ侵攻で一時、中断していましたが、3年ぶりに出漁しました。

 「いつもより少ない。みんなに食べてもらいたい」(漁業者)

 漁業者などによりますと、今年の漁は低調で、予定より早く帰港したということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。