リフォーム詐欺事件をめぐり7月11日逮捕された男は、屋根の形状を自ら変えるなどして本来なら必要のない工事を演出していたとみられることが分かった。

11日逮捕された埼玉県のリフォーム業・田島拓巳容疑者(23)は、福島県南相馬市原町区の男性から約147万円をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いが持たれている。
相双地区では2024年4月頃からリフォーム詐欺に関連した相談が約50件寄せられていて、警察は田島容疑者の関与を調べる方針だ。

捜査関係者によると、田島容疑者は仲間と共謀し、下見を行った上で住宅を訪問。屋根のビスを抜いたり、瓦をずらしたりするなど形状を自ら変えて、本来なら必要のない工事を繰り返し演出していたとみられるということだ。

一方、田島容疑者は「正当な工事をした」などと容疑を否認している。
警察は事実と異なることを告げることなどを禁じた「特定商取引法違反」での立件も視野に入れていて、田島容疑者を午後に送検する予定。

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