北海道帯広市のスーパーマーケットで、アイス1個を万引した後、警備員を引きずりケガを負わせたとして、近くに住む自称無職のベトナム国籍の男(28)が強盗致傷の疑いで逮捕されました。

 男は7月11日午後1時15分ごろ、帯広市西12条北4丁目のスーパーマーケットでアイス1点(販売価格300円)を万引し、声をかけた警備員の50代男性をアスファルトの路上に引きずるなどして払いのけ、左の肘、膝、尻に軽傷を負わせた疑いが持たれています。

 警備員の男性は、男がアイスの代金を支払わずに店外に出たため、外で声をかけたところ、男が払いのけて逃走。すぐに男性が「万引犯を引き留めたが、暴れられて逃げられた」と警察に通報しました。

 現場に駆け付けた警察官が近くの歩道を歩いていた男を発見。警察署で事情を聴き、容疑が固まったので逮捕しました。

 調べに対し男は「万引が警備員に見つかって逃げたが、警備員が私をつかんで自分で倒れた」と容疑の一部を否認しています。

 警察が詳しい動機などを調べています。

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