大道正富さんの遺体が見つかった商店の周辺は広範囲に規制線が張られた=和歌山県海南市下津町上で2024年7月10日午後4時3分、安西李姫撮影

 和歌山県海南市の「大道商店」で店主の大道正富さん(66)が殺害された事件で、和歌山県警捜査1課は12日、次男で従業員の正幸容疑者(34)を強盗殺人の疑いで逮捕した。正幸容疑者は店内から現金を持ち出そうとした際に大道さんとトラブルになったとされ、「かっとなって頭を殴って殺しました」と供述しているという。

 大道さんは10日朝、店内の調理場付近で頭から血を流して倒れていた。レジや事務机から現金がなくなっていたことから、県警は強盗殺人事件として捜査本部を設置していた。【藤木俊治】

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