（解説：吉田裕美気象予報士）
岩手・盛岡の７月１日から１０日までの降水量を見てみると、雨が全く降らなかったのは７月２日の１日だけで、それ以外は連日雨が降っていて、降る量も非常に多いです。
１０日間の降水量の合計は２１５．５ミリで平年の３．１倍にのぼっています。
この理由は、１０日の天気図を見てもわかるように、梅雨前線が東北地方の辺りまで北上して居座っていたからです。
まるで梅雨末期のような雨の降り方になりました。
ただ、１１日はこの梅雨前線が南に下がっていって、予想よりもしっかりと晴れてきました。大雨モードはようやく解消されたということになります。
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