酒を飲んで車を運転したとして、県教育委員会は52歳の男性教師を懲戒免職としました。また、セクハラと不適切な事務処理をした男性教師2人についても停職や減給などの処分としています。

懲戒免職となったのは、県立支援学校岩沼高等学園に勤務していた52歳の男性教師です。
県教委によりますと、男性教師は今年4月、早朝に自宅で焼酎を飲んだ後、午前8時すぎ、車を運転し、通院先の病院へ向かったということです。途中で立ち寄ったコンビニエンスストアでパトロール中の警察官に呼び止められ、呼気検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出されました。
男性教師は運転免許取り消しの処分をすでに受けていて、県教委に対し「教育への信頼を裏切る行為で反省している」などと話しているということです。

県教委はこの他、県立小学校の53歳の男性教師について、拒否されたにも関わらず三度にわたり同僚の女性職員に抱きついたとして、停職9カ月の処分としました。この教師はきょう付けで依願退職したということです。

また、県立高校の41歳の男性教師についても、顧問を務める部活動のチームウェアの購入費用などを多く徴収し、私的な流用は認められなかったものの、通帳を通さず保管するなど不適正な処理をしたとして、減給6カ月の処分としました。

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