愛媛県松山市のサービス付きの高齢者介護施設で、入居している90代の女性の骨を折る大ケガをさせた罪で松山地裁は11日、看護師の男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

傷害の罪で判決を受けたのは、松山市美沢に住む看護師・小西紀彦被告(30)です。

判決によりますと小西被告は今年3月、当時の勤務先の松山市内のサービス付き高齢者介護施設で入居している女性(95)の腕をひねるなどして骨を折り、全治3~4カ月の大ケガをさせました。

松山地裁の渡邉一昭裁判官は「抵抗が難しい高齢者に短絡的に暴行して、生死にかかわる重篤な障害をもたらし刑事責任は重い」とし、被告に懲役2年6か月執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

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