梅雨前線や湿った空気の影響で広島県内では10日夜から11日未明を中心に大雨となりました。一部地域には避難指示も発表されましたが、現在はすべて解除されています。

山陰から南下する梅雨前線や湿った空気の影響で、県内の広い範囲で10日夜から11日未明をピークに発達した雨雲がかかりました。

この影響で北広島町大朝では10日夜、1時間あたりの雨量が観測史上最大となる58ミリを記録したほか、降り始めからの総雨量は各地で100ミリを超えました。
呉市や三次市、大竹市には一時、避難指示が出されましたが、これまでに全て解除されていて、県のまとめによりますと人的被害は報告されていないということです。
雨はこのあと弱まる傾向にありますが大気の状態は不安定でにわか雨に注意が必要です。

この雨のため県内のJRの在来線は県東部の山陽本線を除いて現在、全線で運転を見合わせています。
また呉線の三原と広、芸備線の備後落合と三次、福塩線は府中と三次の間で終日運転を取りやめます。
山陽本線は三原から東の区間(三原~倉敷)でこのあと10時すぎごろから運転再開の予定で、運転を見合わせているそのほかの区間の再開は午後以降になる予定です。

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