沖縄県で相次ぐアメリカ兵による性的暴行。
県議会が、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
米軍基地関係特別委・小渡良太郎委員長:
女性に対する性的暴行は、被害者への肉体的、精神的な苦痛を与えることのみならず、人間としての尊厳をじゅうりんする極めて悪質な犯罪であります。断じて許されるものではなく、満身の怒りをもって抗議する。
沖縄県内では、アメリカ兵による性的暴行事件が、2023年から2024年5月までに5件発生。
しかし、関係省庁や警察は、県などに報告していませんでした。
沖縄県議会は10日、被害者への謝罪と補償、さらに被害者のプライバシーを守ることを第一に、県や関係市町村に、迅速に通報することを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
県議会は、日米両政府とアメリカ軍に直接抗議するとしています。
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