厨房機器リースで複数の会社と契約を結び約8700万円をだまし取った疑いで逮捕された飲食店経営者が、契約を主導していたことが分かりました。

飲食店運営会社「GC」の代表・石原義明容疑者(41)は2020年、
本来1社だけと結ぶべき厨房機器のリース契約を、
3つの会社と結び約8700万円を騙し取った疑いがもたれています。

厨房機器の購入と設置は、施工会社社長の藤本英明容疑者(60)が行っていて
1つの機器に対して3社それぞれから代金などが支払われていました。

警察は2人の認否を明らかにしていません。

捜査関係者によると、飲食店を運営する石原容疑者が、
リース会社との交渉や藤本容疑者の施工会社からの厨房機器購入など
契約を主導していたことがわかりました。

警察は、石原容疑者が経営するほかの店でも同様の手口で
金をだまし取っていた疑いがあるとみて余罪についても捜査しています。

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