扉を開くと中には大量の雪が入っている。雪室で約4ヵ月間熟成させた夏限定の日本酒が取り出された。

「ざくざくざく」スコップで掘り起こす。
強い雨のなか、7月10日福島県猪苗代町の酒店で行われた恒例の作業。取り出されたのは、2024年3月から雪の中で寝かせていた『雪中貯蔵酒』だ。
3℃前後に保たれた雪室は、湿度が90%以上と高いため、日本酒をゆっくりと熟成させることができる。口当たりが柔らかく仕上がることから人気のある「雪中貯蔵酒」。今年の出来は?

福島テレビ・佐藤弘崇記者:「口あたりりがよくまろやかでとても飲みやすいですね」

リカーショップうかわ・宇川定さんは「うまくできあがって皆さんに提供できるので、これでホッとする感じですよね」と話す。
10日に取り出したのは日本酒約500本で、2023年から貯蔵している「2年もの」などとあわせて11日から販売される。

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