北海道札幌市で7月10日、山が接する住宅街でヒグマが目撃され、付近の小学校では集団下校が行われました。

 クマが目撃されたのは札幌市西区西野9条9丁目です。

 10日午前3時40分ごろ、新聞配達員が西野西公園野球場から道路を渡るクマ3頭を目撃し、110番通報しました。

 警察によりますとこれまでにクマの痕跡は見つかっていません。

 クマの目撃を受けて現場に近い小学校では、保護者らが児童を迎えに来たり、集団下校するなどしました。

 警察は付近をパトロールするとともに、住民に注意を呼び掛けています。

 札幌市西区では、7月5日夜に山の手1条13丁目の住宅街で3頭の親子グマが目撃されたほか、5日午前にも札幌市が三角山に設置したカメラに2頭のクマが映っているのが確認され、三角山の自然歩道が閉鎖されています。

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