県内でアメリカ兵による相次ぐ性的暴行事件をめぐり、県議会は被害者への補償や、事件が起きた際に県や関係市町村に迅速に通報することを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
小渡良太郎議員・抗議決議:
「女性に対する性的暴行は被害者への肉体的、精神的な苦痛を与えることのみならず、人間としての尊厳をじゅうりんする極めて悪質な犯罪である。断じて許されるものではなく満身の怒りををもって抗議する」
アメリカ兵による性的暴行事件を巡っては、2023年12月から2024年5月までに県内で5件発生していましたが、関係省庁や県警は県などに報告していませんでした。
抗議決議と意見書では、被害者への謝罪や補償のほか、アメリカ軍関係者による事件については、被害者のプライバシーを守ることを第一に県や関係市町村に迅速に通報することを求めていて、全会一致で可決されました。
県議会は日米両政府とアメリカ軍に直接抗議することにしています。
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