名古屋市中区で5月、歩道に進入した乗用車が自転車をわざとはねた事件で7月9日、名古屋地検は同乗者の女性を不起訴処分としました。

 中区栄5丁目の歩道で5月1日、乗用車が自転車の男性をはねた事件では、運転手でブラジル国籍の男(23)と同乗者の女性(25)が、殺人未遂の疑いで逮捕されていました。

 名古屋地検は9日付けで、同乗者の女性を不起訴処分とし、運転していた男を傷害と道交法違反の罪で起訴しました。理由は明らかにしていません。

 女性はこの事件の前に自転車の男性に対して暴行をふるったとして、名古屋簡裁から9日付で罰金10万円の略式命令を受けました。

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