三重県の2つの町で、「給食のパン」が消えました。

全国的に採算が厳しく、今後、パン給食がなくなる地域はさらに広がる可能性があります。

三重県の大台町と大紀町では、4月からすべての小中学校の給食で、献立からパンがなくなり、ご飯だけになっていることがわかりました。

業者が、配達スタッフを確保できなくなったということです。

岐阜県内の業者によりますと、給食向けのパンは、午前中にまとまった量を届ける必要があるなど、元々採算が取りづらく、そこに原材料や電気代の高騰、人手不足が重なり、廃業や撤退が相次いでいるということです。

こうした現象は全国に広がっていて、この春からは福井市や兵庫・丹波市の給食でもパンの提供が中止されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。