障害者グループホームを運営する「恵」を巡る問題で、愛知県は7月9日、ほかの施設で受け入れられる人数の調査結果を公表しました。県は利用者の受け皿探しを急いでいます。

 愛知県や名古屋市などから行政処分を受けた「恵」は今後、順次全国のグループホームの運営ができなくなることになっていて、愛知県は県内の利用者についてほかの施設で受け入れができるか調査を進めていました。

 7月9日に公表された調査結果では、恵の県内のホームに入居する433人に対し、ほかの事業者の284の施設で合わせて924人分の受け入れ可能な枠があるということです。

 人数のうえでは全ての利用者の引っ越しができますが、県の担当者は「個人の障害の特性をつかんで希望を聞き出し、対応できる施設をマッチングすることが重要」と話しています。

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