カラオケ店で料金を払わず、店長に包丁を見せ「暴れるぞ」などと脅し、逃走したとして7月8日、強盗と詐欺の疑いで男が逮捕されました。

 逮捕されたのは札幌市豊平区に住む42歳の無職の男です。

 男は6月23日午後10時30分ごろ、札幌市豊平区のカラオケ店で、ビールなど飲食物を含むカラオケ料金(代金合計9823円相当)を支払わず、店長に包丁を見せ「暴れるぞ」などと脅し、そのまま逃走した疑いがもたれています。

 警察によりますと、男は23日午後8時30分ごろに入店。フリータイムでビールなど飲食物を注文。約2時間後に料金を払わずそのまま退店しようとしたため、店長が声をかけました。

 すると男は店長に「話がある」などと言い個室に戻り、しばらく世間話をしていましたが突然バッグから包丁を取り出し「暴れるぞ」などと脅しました。

 店長は個室から逃げ「包丁を持った男がいる」と110番通報。通報している間に男は店から逃走しました。

 男は自宅に戻ったところで警察の職務質問を受け、バッグの中から包丁が見つかったため銃刀法違反の現行犯で逮捕され、その後、7月8日に強盗などの容疑でも逮捕されました。

 調べに対し男は「大筋はあっています、金がなかった」と容疑を認めているということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。

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