8日、福岡県内では、福岡市などで35℃を超える猛暑日となりました。熱中症が疑われる救急搬送も相次ぎ、筑後市では高齢の男性が畑で倒れ亡くなっているのが見つかりました。
久留米市の街中では、日傘で暑さをしのぐ人の姿が見られ、道路にはかげろうが立ち上っていました。
8日、福岡県内では、北九州空港で35.6℃、福岡空港と行橋市で35.4℃など、各地で35℃を超え今年最高を観測、14の観測地点の半数で猛暑日となりました。
熱中症警戒アラートは3日連続で発表され、暑さ指数が、ほぼ全域で運動の原則中止を呼びかける「危険な暑さ」となる中、消防によりますと、福岡県内では午後3時までに37人が熱中症の疑いで搬送されたということです。
さらに、筑後市西牟田では8日正午すぎ、畑で男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、亡くなったのは、近くに住む86歳の男性で、農作業中に亡くなったとみられ、熱中症の疑いがあるということです。
県内では、9日も太宰府市で猛暑日が予想されるなど厳しい暑さが続く見通しで、こまめな水分補給など引き続き熱中症への警戒が必要です。
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