愛媛県四国中央市のJR予讃線で7日夕方、暑さによる線路のゆがみが見つかり、新居浜駅から香川の観音寺駅までの間が約3時間ほど運休しました。川之江のレールの温度はこの日の最高で53.2度を記録していました。

線路のゆがみがあったのは四国中央市のJR予讃線で、普通列車の運転士が7日午後5時5分頃に伊予寒川駅と赤星駅の間で振動を感知しました。

JR四国によりますと、現場では暑さにより長さ約10メートルに渡って、最大で約3センチのゆがみが見つかりました。

川之江駅のレールの温度計は、この日の午後5時10分頃に49.2度。また午後3時25分頃に53.2度を記録したということです。

このレールのゆがみのため、特急列車で新居浜駅から香川の観音寺駅まで。普通列車で新居浜駅から伊予三島駅までの間の上下線で、午後8時37分頃までの約3時間に渡り運転が見合わされ、運休が12本、遅れが10本発生しました。

影響が出た利用客は約1600人ということです。

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