17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で震度6弱を観測する強い地震があった。
震源の深さは39km、地震の規模を示すマグニチュードは、6.6と推定される。
この地震による津波はない。
震度6弱を観測した高知・宿毛市から、FNN取材団・田村優介記者が中継でお伝えする。
宿毛市の中心市街にある醤油醸造所では、屋根の瓦が落ちて道路に散乱し、土が道路の半分くらいを覆っている。
また、屋根の瓦全体が湾曲していて、1、2枚は今にも落ちてきそうな危険な状態になっている。
市内のあちらこちらで瓦が落ちている状況。
また、すぐ近くの新聞販売員の方は、「南海トラフ地震かと思った。ここでこんな大きな地震はいままでなかった」と話していた。
17日の地震で、高知県内では軽傷者が1人確認されている。
そのほかに大きな被害の情報はないが、18日午前9時からは県の災害対策本部の会議が開かれ、新たな情報が入ってくる可能性がある。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。