5日午後9時30分ごろ、札幌市西区山の手1条13丁目の住宅街でクマ3頭が目撃されました。
目撃したのは山林と隣接する住宅の中にいた女性で、「裏庭のほうにクマ3頭、親1頭、子ども2頭がいてやぶの方へ上がっていった」などと警察に通報しました。
住宅から10メートルの距離にいて山林へ立ち去ったということです。
人畜の被害はありません。
現場は三角山のふもとで、7月5日午前9時ごろには近くの自然歩道(三角山~盤渓ルート付近)に札幌市が設置したカメラに2頭のヒグマが映っているのが確認されました。
確認されたクマは体長1メートルほどの比較的若い個体で、近くに母グマがいる可能性もあることから、市は安全のため自然歩道の全区間の閉鎖を決めました。
三角山周辺では4月以降、ヒグマの出没が度々確認されていて、7月3日にも付近のサクランボが荒らされる被害がありました。
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