大阪・東大阪市内にある無人販売の古着店に設置された防犯カメラが、手当たり次第に古着を盗むアパレル泥棒の姿を捉えました。
ポケットに片手を入れ、古着店に現れたチェック柄のシャツ姿の男。
まず、店の奥のハンガーラックにかかったズボンを物色し始めました。
一度、選ぶようなそぶりを見せますが、約10本分のズボンをハンガーごと両手で根こそぎ取りました。
思陸時中 高井戸店のオーナーは当時の様子について、「ハンガーごと持ち去る方がまずいらっしゃらないので。普通のお客さんと違う動きをしてるのすぐわかる」と話します。
防犯カメラの映像から、通常の客とは違う動きを感じたというオーナー。
その後、ジーンズのラックに目をつけると、慣れた手つきで8本のジーンズを手に取りました。
これで終わりかと思いきや、出入り口のすぐ近くにかけてあったシャツも数枚手に取ると、会計をせずに店をあとにしました。
店のオーナーによると、男が盗みを働いたのはこの日だけではありませんでした。
オーナーによるとこの男は6月19日に来店し、大量に古着を盗んでいたといい、2日間合わせて盗まれた古着の数は何と180着。
被害額は約40万円で、オーナーも対策に乗り出しました。
思陸時中 高井戸店のオーナー:
抑止力にもなるかなと思い、(男の写真を)貼り出しました。
オーナーは、1度目の来店時の写真を店内に貼り出していて、今回、店に来たときに男が貼り紙をじーっと見つめる姿がありました。
しかし、悪びれる様子もなくズボンとジーンズにシャツまで、一度に1年過ごせるくらいの量を盗んだアパレル泥棒。
店のオーナーは、「どういう考えなのか想像もつかないですけど、今回は怒りしかないですね」と話します。
店のオーナーは被害届を提出。
警察は窃盗事件とみて捜査しています。
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