川崎重工業が架空取引で裏金を作っていた疑惑で、裏金は海上自衛隊の潜水艦の乗組員の要望を受け、飲食代やニンテンドースイッチなどの購入に充てられていたことがわかりました。
川崎重工業などによると、潜水艦の修理などを行う神戸工場の部署が、下請け企業と架空の取引を行い、裏金を捻出していたとみられます。
裏金は、2023年3月期までの6年間で、十数億円にのぼるということです。
川崎重工業は、裏金は海上自衛隊の潜水艦の乗組員の飲食代や、商品券の購入に使われたと説明しています。
また関係者によると、海上自衛隊の要望で、ゲーム機のニンテンドースイッチの購入にも充てられたということです。
木原防衛相は事態を重く受け止めるとして、「特別防衛監察」の実施を指示しました。
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