岐阜県池田町が発注した工事を巡り前の町長が収賄の疑いで逮捕された事件で、岐阜県警は3日、現金を贈ったとして大垣市の電気工事会社の社長を書類送検しました。

 書類送検されたのは、大垣市の電気工事会社の社長の男性です。

 男性は一昨年2月、町が発注する工事の入札で、池田町の前町長・岡崎和夫容疑者(76)に便宜を図らせる見返りに現金100万円を贈った疑いが持たれています。

 また、社長の男性は一昨年7月、町が発注する工事の入札で、岡崎容疑者から参加業者の名前を聞き出し公正な入札を妨害した疑いでも、先月、書類送検されていました。

 この業者は一昨年に町が発注した4つの工事の入札に指名されていて、捜査関係者によりますと、社長の男性はいずれも容疑を認めているということです。

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