(解説:吉田裕美気象予報士)
4月17日の岩手県内は一時的に雨が強まった所もありましたが、雨雲は東の海上に抜けていきました。
17日午後4時時点の衛星画像を見ると、17日に県内に雨を降らせた白い雲の後ろ側、茶色くぼんやりとしているのが黄砂です。
しっかり見えるくらい濃度が濃いことがわかります。
大陸からの黄砂が上空の偏西風に乗って流れてきていると見られます。
一番濃い部分がこれから陸地に入ってくるので、17日夜から18日にかけて黄砂の飛来が予想されています。特に18日は濃度が濃くなりそうです。
3月30日に比較的濃い濃度の黄砂が県内に飛来しましたが、それ以来2024年2回目の本格的な黄砂の飛来ということになります。
18日、洗濯物はできれば部屋干しにしましょう。
また、花粉症やぜんそくなどの症状が悪化する恐れがあるので、しっかりマスクを着けてお出かけください。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。