富士山南東消防本部は、急患の男児を誤って連絡していた病院とは別の病院に搬送してしまい、治療の開始が17分遅れたと発表しました。

富士山南東消防本部によりますと、2024年6月30日午後6時半頃、長泉町に住む女性から「息子が発熱し、けいれんがある」と通報がありました。

男児は6歳未満の未就学児で、通報を受け救急隊は男児のかかりつけの病院に連絡・搬送するつもりでしたが、誤って別の病院に電話をしてしまい、そのことに気付かないまま当初予定していた病院に搬送。

しかし到着後、この病院が急患の受け入れ態勢をとっていなかったことで誤りに気付き、連絡を入れていた病院に再度搬送し直しました。

このミスで到着に17分の遅れが生じたものの、治療にあたった病院は「男児に与えた影響はない」との見解を示しているということです。

また、男児は治療を受けた後、その日のうちに自宅に戻っていて、富士山南東消防本部は家族に謝罪しました。

鈴木清明 消防長は「今回の事案を検証し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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