7月3日、20年ぶりとなる新紙幣が発行され、名古屋市中区の日銀名古屋支店から金融機関への引き渡しが始まっています。

 日銀名古屋支店では3日午前8時前、国立印刷局から届いた発行前の新紙幣が、予定の枚数や金額と間違いがないか照合する作業が行われました。

 職員2人で、金融機関1社に払い出す1万円札120億円、5000円札20億円、1000円札8億円の合わせて148億円を目視で確認しました。

 新紙幣の発行は20年ぶりで、日銀名古屋支店では7月3日の1日で東海3県の金融機関に1381億円を払い出す予定です。

 中区にある三菱UFJ銀行の店舗では、開店直後から新紙幣への両替を希望する客が訪れていました。

40代男性:
「早く手に入れたい、わくわくしている。ホログラムがきれいですから、ぜひ見てみたい」

 三菱UFJ銀行では、新紙幣への両替の対応は原則4日以降としていますが、一部の店舗では3日午後から枚数を制限して対応することにしています。

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