7月2日午前1時20分ごろ、北海道苫小牧市の苫小牧港西港区で、川崎近海汽船が運航する大型フェリー、シルバーブリーズから「入港中に港口付近で乗り上げた」との通報が海上保安庁にありました。


 シルバーブリーズによりますと、浸水や油の流出はなく、差し迫った危険はなく、乗客119人、乗員21人の計140人にけがはないということです。

 苫小牧海上保安署によりますと、シルバーブリーズは八戸を出港し、2日午前1時30分着の予定で苫小牧に入港する際、消波ブロックに乗り上げて座礁したということです。


 乗客はまだ船内にいて、現在はタグボートで船体を引っ張る作業を試みており、離礁でき次第、客を港におろしたいとしています。

シルバーブリーズは総トン数8901トン、全長144.1メートル、トラック70台、乗用車30台を積載可能で、旅客定員は400人の大型フェリーです。

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