介護施設で利用者に薬物を飲ませて意識障害を起こさせた疑いで逮捕された看護師の男が、別の利用者2人にも薬物を飲ませていたとして再逮捕されました。

 看護師の渡辺裕一容疑者(35)は5月30日、北海道登別市内の介護施設で睡眠作用などがある薬物を利用者の80代の男性に飲ませて意識障害を起こさせた傷害の疑いで逮捕されていました。

 その後の捜査で5月29日にもいずれも施設利用者の70代と80代の男女が意識障害を起こし病院に搬送されていたことが判明。

 渡辺容疑者が2人にも薬物を摂取させていた疑いが強まり、7月1日に再逮捕されました。

 2人は3日ほど治療を受け現在は回復しています。

 調べに渡辺容疑者は「薬を飲ませました」と容疑を認めていて警察が動機などを調べています。

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