警視庁

 中学生の少女を撮影したわいせつな動画を販売する際に、架空の商品取引を装って代金を受け取ったとして、警視庁人身安全対策課は1日、埼玉県新座市野寺5、無職、木村真魚(まお)容疑者(44)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の仮装)の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は2023年9月20日~10月2日、フリマアプリで架空の商品を販売したように仮装し、中学1年生だった少女のわいせつ動画の購入代金を男性2人から受け取ったとしている。容疑を一部否認しているという。

 木村容疑者は23年11月、女子高校生につきまとったとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されていた。警視庁によると、本人のスマートフォンから別の中学生や高校生の少女5人を撮影したわいせつな動画が見つかったという。

 警視庁は、SNS(ネット交流サービス)で少女らを誘い動画を撮影し、不特定多数に販売していたとみている。木村容疑者は少女らへの不同意性交等容疑でも再逮捕され、その後起訴されている。【朝比奈由佳】

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