将棋の藤井聡太七冠の「永世称号」獲得に王手がかかる棋聖戦第3局が7月1日、名古屋で始まりました。

 棋聖戦五番勝負の第3局が、名古屋市中区大須の万松寺で始まりました。藤井七冠にとっては、6月に叡王のタイトルを奪われてから初の対局となります。

 勝てば3連勝で5連覇となり、自身初の永世称号である「永世棋聖」を獲得します。

 対局は、挑戦者の山崎隆之八段(43)が先手となり、飛車先の歩を前に進めました。

 藤井七冠は、6月30日の前夜祭で「地元での対局でもありますので、良い将棋をお見せできるよう全力を尽くして頑張りたいと思っています」と語っていて、棋聖戦第3局は夜までに終局する見込みです。

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