熊本市の障害者支援施設で施設内で調理された給食を食べた23人が嘔吐などの症状を訴え、市は、食中毒と断定、調理した業者を2日間の営業停止処分としました。
集団食中毒が発生したのは熊本市東区小山町の障害者支援施設 朋暁苑(ほうぎょうえん)です。熊本市保健所によりますと6月21日から23日にかけて30代から80代の入所者男女23人が嘔吐や発熱の症状を訴えたということです。
症状を訴えた人からは腸管病原性大腸菌が検出され23人は施設内で調理された給食のみを食べていたことから市は給食による食中毒と断定、施設から委託を受け調理を行っている業者『東臣(とうしん)』を29日と30日の2日間営業停止処分としました。
すでに全員が回復しているということで市は食中毒の原因となった食品を調査しています。
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